ピッキング防止錠の取り付け費用の負担をめぐってのトラブル

読売新聞 YOMIURI HOME GUIDEの「ニュース」の2002/05/29付記事「ピッキング防止錠 入居者負担か家主負担か」で、ピッキング防止錠の取り付け費用の負担をめぐってのトラブルが紹介されています。分譲マンションでは多くの場合、鍵シリンダーは専有部分になっていますので、区分所有者負担で自由に変更ができますが、賃貸住戸の場合、賃貸入居者からピッキング防止錠に変更したい、あるいは変更してほしいという申し出があったときに同様のトラブルが起きる可能性はありますね。一方で、マンション全体の防犯対策は管理組合の仕事になります。簡単に出来ることとして、ピッキング犯は声をかけられることに弱いそうですから、マンション内ではお互いに顔や名前が分からなくても、「こんにちはー」と声をかけ合うようにしましょう。居住者による良好なコミュニティーの形成が防犯面でも最善の対策だと思います。