不必要な工事はお金と資源の無駄使い

集合住宅維持管理機構の「マンションドクターニュース」2002年5月号の「設備のはなし(2)」で、業者に勧められるまま、築数年でFRP製水槽の目地のライニング工事を発注したり、築10数年目で高置水槽の交換をする管理組合があることが紹介されています。不必要な工事はお金と資源の無駄使いです。業者や管理会社の言うことを鵜呑みにせず、みなさんからお預かりした管理費等は自分たちで考えて納得のいく用途に使っていくこと。それが管理組合活動の基本です。幸い、最近はインターネットの発達で、他のマンションの管理組合活動を容易に知ることができますし、何か疑問や困ったことがあれば各種BBSで諸先輩方が暖かく相談に応じてくれます。そういった情報源を有効利用しながら、しっかりとマンションの舵取りをしていく役員さんを応援したいと思います。