女性がエレベーターに乗るときの注意点

日経BP セキュリティー総合ソリューションサイトのコラム「女性のためのセキュリティ講座」の連載第3回「“死角い”密室」で、女性が自宅マンションのエレベーターに乗るときの注意点が紹介されています。エレベーターの中で見知らぬ男性と2人きりにならないように、エレベーターに乗り込む前に周囲の死角をすべてチェックし、誰もいないことを確認すること。カゴ内では階数ボタン前に立ち、危険な状態になったときにはすべての階数ボタンを押して、脱出のチャンスを増やすこと。途中の階で潜んでいる誰かが乗り込んでくる危険性があるので、とりあえず空のエレベーターを最上階まで送り、途中階で停止しなかったことを確認してから乗り込むこと。自分がどの階で降りたか分からなくするために、少なくとも3つの階のボタンを押すこと。降りる際にも非常ボタンに手をかけながら、誰もいないことを確認してから降りること。エレベーターを降りた後、自宅ドアを開けた瞬間に後ろから押し込まれないように、誰もつけてこないことを確認すること。だそうです。いやぁ、女性は本当に大変なんですねー。そんなことまで考えてもみませんでした。日本は治安が良いというのは、もはや過去の話になってしまったようですので、自分の身の安全は自分で確保しないといけないということなのでしょう。逆に考えると、コミュニティーが未成熟で、住人同士がお互いにあまり顔も知らないようなマンションだと、それだけ女性がエレベーターに乗るときの不安も大きいということでしょうか。オートロックはあまり信用ができないもののようですし、やはりコミュニティーの確立が、マンションの「安心」を生む上でも重要な役割を果たすもののようです。