マンション管理士団体連絡会の設立総会に出席
日本教育会館で行われた「マンション管理士団体連絡会」の設立総会に出席しました。この連絡会は国土交通省が推進するマンション履歴システムに応答する目的で設立されたもので、全国都道府県マンション管理士会協議会の諏訪部会長と有限責任中間法人首都圏マンション管理士会の竹内理事長の呼びかけに応じた全国のマンション管理士団体16団体が会員となり、所属する総管理士数は1471名。マンション管理士が誕生してから3年が経過し、今までバラバラに設立されていた全国のマンション管理士会をまとめるひとつのネットワークがやっと構築されたことには、感慨深いものがあります。私もその中のひとりとして微力ではありますが、とりあえず手始めに設立総会の横断幕作成で貢献(^_^)。
設立総会後に行われた懇親会では、マンション管理センター専務理事の坂田隆史氏のあいさつで、マンション履歴システムの初回登録費用が単棟型マンションで4?5万円、次年度からの更新費用が1?2万円になることも判明しました。目黒での「長期修繕計画とマンション履歴システム」をテーマとする講演が終わって応援にかけつけたマンション管理センター主席研究員の廣田信子氏も、講演時間がオーバーするほどマンション履歴システムに関する質問が多かったと、管理組合の関心の高さを語っておられました。ただし、人によって受け止め方にばらつきがあるようで、インターネットにあまり馴染みのない人にとっては、履歴システムの具体的なイメージがつかめないようですし、一方では修繕記録をすべてスキャナーで電子化して保管するという話に目を輝かせる人もいたそうです。坂田専務理事によれば、初年度の無料モニターの募集は600管理組合程度を予定しているそうですが、実際にどの程度の応募があるか、楽しみなところですね。とりあえず私の住むマンションの理事会では応募する方向で話が進んでいますのでよろしく。