管理業者の良し悪しを見分けるポイント

日経住宅サーチの「マンション管理サテライト」2002/06/17付記事で、管理業者の良し悪しを見分けるポイントが解説されています。マン管法を遵守しているか、倒産リスクはないか等、いくつかの注意点が挙げられていますが、最後に「組合の立場を理解し、どれだけ親身に応対しているか」が最重要と結んでいます。私もどんな管理業者を選んだらよいのかとよく聞かれますが、管理組合と管理業者との間でどれだけ強い信頼関係を築けるかによるといつも答えています。管理業者のサービスの良し悪しは、管理員やフロント担当者の対応の良し悪しで決まる部分が大きく、彼らと管理組合との間に強い信頼関係があるかどうかが最も重要になります。そのためには、まず住人自身が優良な管理組合活動を目指すことです。サービスを受ける側の意識がしっかりしていると、サービスを提供する側の対応も良くなるというのは、マンション管理に限らず、どこの世界でも当てはまることでしょう。