インターネットによる株主総会の議決権行使

日経BP「WPC ARENA」の山崎潤一郎氏のコラム「ネットで流行るもの」2002/06/19付け記事「ネット対応株主総会が始まった!」で、今年4月の商法改正により可能になったインターネットによる株主総会で、初めて株主として議決権を行使した体験談が紹介されています。区分所有法でも、管理組合の総会決議を電子投票で可能にする改正案が検討されていますが、今まで総会にも出席せず、委任状すら提出しなかったような組合員がネットでお手軽に議決権行使をしてくれるようになってくれれば、それだけでも意味があるかもしれませんね。まあ、そもそも総会の出席率が上がってくれることがベストなんですが、最近は会社の中でも全員が顔をつき合わせて会議を行うということは少なくなってきて、電話会議だとかネット上でのコンファレンスとか、時間とコストの効率を重視した会議形態に変わりつつあります。ブロードバンド化した21世紀社会では、会議の形態もずいぶん様変わりしていくのかもしれません。