「インターネットマンションサービス協議会」(IMSC)が設立

日経BP「BizTech」のインターネット関連ニュースによると、6/25(水)にNTT-MEとファミリーネット・ジャパンなど9社1団体が、マンション向けインターネット接続サービスの普及を推進する「インターネットマンションサービス協議会」(IMSC)を設立したそうです。政府もe-Japan構想を提唱し、21世紀社会では、インターネットは電気・ガス・水道・電話と並ぶ重要なインフラのひとつになります。6/23(日)に岡山県新見市で行われた日本初の電子選挙は、まだ投票所と開票所の間をオンラインで結ぶことが認められていないため、投票結果の記録されたコンパクトフラッシュを車で運ぶという中途半端なものでしたが、将来はセキュリティの問題をクリアしてオンライン化も実現するでしょう。在宅投票も夢ではなくなるかもしれません。いずれにしても、日常生活の中でインターネットが果たす役割はますます大きくなってきており、最近の新築マンションではブロードバンド対応が当たり前になり、既存のマンションでも大規模修繕の際にLAN配線を追加工事する例が増えてきているようです。ただし、マンションのブロードバンド化としては、CATV、光ファイバー、無線といった様々な選択肢があり、技術の進歩と陳腐化も早いので、まだまだ流動的な面もあり、十分な考慮が必要です。将来のブロードバンド化に備えてどのようなインフラを装備していけばよいのか、管理組合としては長い目で取り組まなければいけない重要課題のひとつだと思います。