容積率割増しなどで建替えを支援する制度

建築総合サイト「KEN-Platz」の2002/06/25付ニュースによると、東京都は「老朽マンション」の建替え促進等のために総合設計制度を改定し、7/1(月)から施行するそうです。老朽化したマンションが抱える狭小な住戸規模、耐震構造上の不安、エレベーター設備の不備、バリアフリー未対応等の課題に対し、容積率割増しなどで建替えを支援する内容で、原則、築後30年以上経過した共同住宅(区部では、建替後の延べ床面積が1万m2を超える建築物)が対象だそうです。このような容積率割増し等の優遇制度は、ある程度の敷地面積や延べ床面積がないと適用にならない場合が多く、私の住むマンションのように中小規模のマンションだと、5/20の「今日の話題」で紹介したような「隣地との一体開発」と考えないと恩恵を受けるのは難しそうですね。