日当たりや水はけの悪い場所に適した植栽

読売新聞 YOMIURI HOME GUIDEの「住まいの相談室」の2002/03/28付記事「日当たりの良くない北側の玄関回りのガーデニングの方法を教えてください」で、北向きの玄関回りの小さな庭を明るいイメージに仕上げる庭づくりのポイントが紹介されています。植物には日なたを好むものと、日陰を好むものがありますので、環境に応じて選ぶ必要があるのはもちろんですが、多くの植物にとって一番大敵なのは、水はけの問題でしょう。特にマンションの中庭などは、日当たりが良くない上に水はけも悪く、根腐れを起こして植栽がうまく生育しないケースが多いようです。うちのマンションでも内覧会のときには中庭にきれいな芝生が植えられていましたが、日当たりも水はけも悪い環境で、入居後1ヶ月も経たないうちに全滅。その後、タマリュウが代わりに植えられたものの、やはり生育せずに無残な状態が続いていました。昨年3月に出入りの植木屋さんのアドバイスに基づいて、ヘデラ・ヘリックス(アイビー)に植え替えたところ、今度はちゃんと根付いたようで、1年経った今も元気に葉を広げています。やはり適材適所ということでしょうか。それにしても、芝生なんか絶対に育たないところに芝を植えるように指示するデベロッパーもどうかと思いますね。植栽業者も、きっとうしろめたさを感じながら、芝を植えたんでしょう。