マンション管理業務をチェックするサービス

日経住宅サーチの「マンション管理サテライト」の記事ファイルの2003/04/04付日経産業新聞記事「SJS、大規模マンション管理業務」によると、管理費の削減などのコンサルティングを手がけているSJS(ソーシャルジャッジメントシステム)が、住戸数200戸以上の大規模マンション向けにマンション管理業務をチェックする新サービスを4月から開始したそうです。マンション管理業務に精通した専門家(ディレクター)が週3回巡回点検を行い、建物の傷み具合と清掃の状況や管理人の業務の状況をチェックするもので、月額25?30万円とのこと。本来管理組合業務が正しく行われているかどうかをチェックするのは監事の仕事ですが、そもそも理事会の仕事は管理会社に委託できても、監事の仕事までは委託ができなかった訳で、その部分を一部カバーする形と言えるでしょう。ニーズがあるところにはそれを提供するサービスが必ず生まれる訳で、何でもおカネで買える時代になったということでしょうか。でも、世の中にはカネでは絶対に買えないものがあることも事実。そのことにマンション住人が気づくことができるかどうかが、実は一番重要なことなんですけどね。