私の本業の仕事内容

読者の方の中に、私が本業で何をしているのかよく分からないという声があるようですので、ちょっとご紹介しましょう(^_^)。私の勤務先はコンピューターの部品であるハードディスクを開発・製造・販売する外資系企業。その営業部隊に所属していて、私の仕事は不良返却品の処理です。私を含めて5人のチームで、返却品に関するお客様とのやり取りをしたり、不良返却品の動作確認テストをしたり、品質部門に故障解析を依頼したりしています。毎月1万5000台程度の返却品を受け取っていますので、毎日750台程度をさばいている計算です。少人数でこれだけの量を扱うのは、手作業では無理。返却品の情報を1台1台すべてデータベースに取り込み、返却品の受領から、テスト、解析依頼、修理品送付に至るまでの一連のプロセスを独自のシステムで一元管理することで対応しています。私のメインの仕事は、この返却品処理システムとテスト装置の構築と維持管理ですが、現場の作業が好きなので、自ら毎日数十台の返却品の動作確認テストを行っています。仕事柄、コンピュータのハードやソフト、ネットワークに関する知識と経験を強みとしていますので、会社の中でパソコンに関するセットアップやトラブルに対するヘルプデスクとしての「副業」も忙しい毎日です。私の勤務地は藤沢なのですが、今月から私の所属する営業部隊が大森に引っ越してしまった関係で、新しい環境でのパソコン関係のセットアップ等のためにしばらく大森通いが続いている状況です。特に引越し初日はパソコンが動かないため業務が出来ず、あちこちから緊急サポートを求める声が上がり、さながら野戦病院に単身送り込まれた医師のような状態でした。よく世間からは誤解されるのですが、コンピューター会社の社員が全員パソコンに強い人間という訳ではないですからね。電話でのサポート依頼もよく受けますが、一通り設定を確認してもらって何も問題がなく、実はネットワークのケーブルがしっかり挿さっていなかった、ということもしばしば。やはり現地に出向いてサポートするのが一番楽ですね。