集合住宅でのペット飼育について

ナイスステージ湘南台の管理組合ニュースVol.32(2003年6月号)を発行しました。今月のトップニュースは3月に行った管理に関するアンケート調査の結果報告。本来は5月号で発表予定だったのですが、ケーブルテレビのブースター工事に関する臨時総会が急に行われた関係で、1ヶ月遅れの掲載になりました。このアンケートは昨年から始めたもので、毎年1回行うことにしています。率直な意見を書いてもらうためにあえて無記名とし、全区分所有者60名に配布して、回収部数は37部(回収率62%)。管理会社変更後の初めてのアンケート調査だった昨年の回収率が64.5%でしたので、回収率自体は若干減りましたが、フリーコメントの数が昨年の39件に対して、今年は48件と2割増になりました。数的には管理員に対するコメントが最も多く、全体の4分の1を占めました。うちの場合、管理会社に支払っている定額管理費の中で、管理員業務費の占める割合が44%と圧倒的に大きいこともありますが、やはり一般の居住者にとっては、マンションの管理業務の中で一番目に付くのが管理員だということが現れています。この管理員に対するコメントはほとんどが「よくやってくれている」という好意的なコメント。改善要求のコメントも、すべて「あまり気を使いすぎないように」といった内容のもので、特に問題はなし。一方、意外と苦情が多かったのが植栽管理と宅配ロッカーに関するもの。その他、管理会社や管理組合に対する改善要求も多数いただきました。理事会にとってはいろいろと宿題が増えましたが、このように何でも自由に意見が言える雰囲気を大切にしていきたいですね(^_^)。いただいたコメントについては、今後の理事会で対策を検討しながら、来期の事業計画等に反映させていく予定です。また、コラム記事の「ご存知ですか?」では、「集合住宅でのペット飼育について」というタイトルで、「あいまい規約」の持つ問題点と、ペット使用細則例で定められいる遵守事項の例を紹介し、良好なコミュニティー形成の大切さを訴えてみました。実はこれは上のアンケート調査で、うちのマンションがペット禁止と誤解をしている方がいらっしゃることが分かったため、理事会の中で緊急に企画されたものです。このような基本的なルールもご存じない住人の方がいらっしゃったことは、正直なところ驚きでしたが、逆に言えば、いくら立派な管理規約や使用細則を作っても、その内容を分かりやすく噛み砕いてみなさんに説明していかないと、絵に描いた餅になりかねないということですね。