「神奈川県マンション管理士会ニュース」第5号(2003年9月号)を発行

神奈川県マンション管理士会の広報誌「神奈川県マンション管理士会ニュース」の第5号(2003年9月号)を発行しました。今回の内容は、10/26(日)の無料相談会の案内、9/21(日)の勉強会の案内、7/20(日)の勉強会の報告、川崎支部準備会の設立、(仮称)都道府県マンション管理士会連絡協議会の設立準備、など盛りだくさん。前回の広報委員会で宿題にさせてもらったコラム記事は、最後のページにちょっとだけスペースができたので、「最近の相談事例から」というタイトルで役員報酬についてのQ&Aの実例を紹介しました。記事の数は多いですが、広報委員会やその他の会員の方が執筆された記事を私は単にまとめているモードになりつつあるので、編集に関しては以前から比べるとだいぶ楽をさせてもらっています。やはり「チームワーク」が大事ですね。管理組合や会社の仕事でもそうですが、いくら有能な人でも、自分だけでたくさんの仕事を抱え込んでしまうのはよくありません。仕事に追われて時間の余裕がなくなってくると、その人自身が大変な思いをするだけでなく、無理をした結果、万一納期に遅れたり、品質に問題が発生したりすると、他の全員に迷惑を及ぼすことになります。それを防ぐには積極的に他へ協力を求めるべきですし、部下ひとりひとりのワークロードを考えて必要な措置を取ることがマネジメントに求められている要件と言えるでしょう。私がまだ新入社員だった頃、会社の先輩社員から、「かけがえのない人間になれ。しかし、かえがえのない人間になるな」と教えられたことがあります。その先輩社員が言いたかったのは、「自分だけにしかできない得意分野を持つことは大事だが、それによって他の分野の仕事を経験するチャンスを失うと、キャリアアップの障害になる」ということ。すなわち、「後継者を育てることで、自分はもっと大きな仕事をできるようになる」と言う意味でした。あれから20年が経ちますが、まだまだそれを実践できない自分に反省しきりです(^_^;)。