公開セミナー「マンション・ライフなにが問題か!」

住宅新報2002/06/26付ニュースで、千葉県我孫子市の中央学院大学で開かれた公開セミナー「マンション・ライフなにが問題か!」の様子が紹介されています。やはりマンションの老朽化と建替えの問題が大きく、公共や政府の支援を期待するとともに、マンション管理士の重要性も再認識されたようです。しかし建替えの問題は、法律が整備されたり、マンション管理士が出向けばすぐに解決するというような簡単な話ではありません。日頃から住人全員がそのマンションの資産価値を維持し、永く快適に住み続けたいという共通意識を持つことにより、互いに協力し合う関係をつくることが、結局は一番の近道だと思います。このような良好なコミュニティーが形成されていれば、事前の検討と準備を十分にしておくことにより、老朽化や建替えの問題に直面したときも、住人の力を合わせてそれを乗り越えることができるようになると私は信じています。