少しだけ窓を開けて就寝する危険性

日経BP セキュリティー総合ソリューションサイトのコラム「女性のためのセキュリティ講座」の連載第5回「誘う窓 ? 侵入者は見逃さない」で、夏の夜、少しだけ窓を開けて就寝する危険性が指摘されています。集合住宅の2階以上のフロアーでは施錠率が1階と比べると断然低くなるとか。しかし、最上階でも屋上からベランダに降りて侵入する例があるように、窓の施錠は玄関の施錠と同程度に注意が必要のようです。たとえオートロックのマンションでも過信は危険です。オートロックのドアはキーがなくても簡単に開ける方法がありますし、ベランダの避難ハッチを使えば各階を自由に行き来することもできます。かつてイザヤ・ベンダサンが「水と安全はタダ」と揶揄した日本でも、ミネラルウォーターをコンビニで買い、個人宅でホームセキュリティーの契約をすることがごく普通に行われるようになりました。自分の安全は自らの手で確保する。そういう心構えが必要な時代になったことは間違いありません