管理組合の予算を分かりやすく伝える手法

日経BP「Small Biz」のショートコラム「『百式』のウェブビジネス企画室」の「自分の税金がどのように使われているか:National Priorities Project」で、米国の国家予算が国民に分かりやすく情報公開されているサイトが紹介されています。中でも自分が払った税金を入力すると、その税金を国がどう使ったか、その内訳を教えてくれるページが秀逸とのこと。以前話題になった「地球が100人の村だったら」と同じく、国家予算のような大きな数字は等身大の数値に変換すると分かりやすくなるようです。この手法はマンション管理組合の予算を住人のみなさんに分かりやすく伝えるのにも使えますね。例えば、「みなさんは年間20万円を管理費として支払っています。そのうち10万円を管理会社に、1万7千円を電気代に、5千円を植栽剪定に、・・・」という具合に説明すると、管理費や修繕積立金の用途がもっと身近に感じられるようになるかもしれません。うちのマンションも来月(9月)から新会計年度に入るため、ちょうど今月の理事会で暫定の事業計画と予算案を決議したところ。管理組合の運営をもっと身近に感じていただくために、さっそくこの手法を使わせてもらうことにします。