集合住宅の保険の種類と付保方法

日経住宅サーチの「マンション管理サテライト」2002/09/09付記事「第12回 集合住宅の保険を知ろう」で、集合住宅の保険の種類や、その付保の方法などが紹介されています。まず自分のマンションがどういう損害保険に入っているのかを知ることが第一歩で、保険金受取人が管理業者になっていたりしないことも要確認。そして補償内容と保険料のバランスを考えて、適正な保険を選ぶことが大事なようです。私の住むマンションでも、今年4月がちょうど積立マンション保険の満期だったため、昨年の早い時期から、次はどのような保険にすべきか、時間をかけて理事会内で検討を重ねました。98年7月の保険の自由化により最近は各社の保険も多種多様になってきており、共用部の再調達価額の何%を保険金とすべきか、地震保険を付けるべきかどうか、ガラスや水漏れを付保するかどうか、費用対効果を考えながらの比較検討は結構時間のかかる作業でした。損害保険は将来のリスクに備えてどれだけの投資をするかという議論に似た話なので、一人で考えていてもこれが正解というものは無いような気がします。結局のところ、保険会社から保険の内容について十分に説明を受けた上で、何を付保しておけば安心してマンション生活を送ることができるのか、みなさんと十分に話し合いながら、決めていくしかないように思います。