勘定科目の合わせ込み

私の住むマンションは8月末決算で、現在11月の総会に向けて総会議案書を作成中ですが、ここへ来てちょっと落とし穴だったのが、昨年9月に管理会社を変更したことで、勘定科目の合わせ込みが大変な作業になってしまったこと。もともと予算案は以前の管理会社の標準の科目で作成していたので、現在の管理会社の標準の科目と微妙に異なる部分があり、管理会社の本社でせっかくコンピュータ処理されている収支決算書を、勘定元帳をベースに最終的にはフロント担当者の手作業で科目を付け替えて、もう一度作り直すという作業をしていてくれていたようです。なんとか総会には間に合わせるとがんばってくれていますが、決算書が確定するまでにはもう少し時間がかかりそうです。来年も同じ作業が発生することは避けたいので、今期の予算案は急遽科目を変更して現在の管理会社の標準に合わせることにしました。総会直前になるまでそのことに思いが及ばなかったことに、ちょっと反省しています。この管理会社は経理業務を本社で集中して行っているため、その部分のコストが安いのが売りのひとつですが、その点、各管理組合の事情に合わせたカスタマイズはちょっと苦手なようです。フロント担当者に余計な負担をかけないために、管理会社を変更する際には、細かい経理処理方法についても十分に打ち合わせをしておくことが必要だということを知りました。