事業と趣味の分かれ目は目標と計画の有無

日経BP「Small Biz」の藤井孝一氏のコラム「『週末起業』のすすめ」の「第18回 事業と趣味の分かれ目は、目標と計画の有無にあり」で、自分で作曲したオリジナル曲をCDにして販売している週末企業家が紹介されています。ゲームやビデオ編集等で使用するBGM素材用の曲をCDにしてインターネットで販売するもので、去年の年商は40万円、利益率は約3割だったそうです。今年は年商170万円を目指しているとのこと。ただし、「本業」のほうも充実していて楽しいため、独立開業は考えていないそうです。ご自身の経験をもとに、サラリーマンの副業に関するセミナーも開催されるそうで、睡眠時間を削ってまで大変な仕事量をこなしながらも、自分の好きなことなので、全然苦になっていないご様子。ただし、好きなことを好きなようにやるだけではただの趣味、週末企業として成功させるためには、きちんとした目標を持つことが大事なようです。私も週末企業家ならぬ「週末マンション管理士」としてがんばってますが、私の当面の目標はマンション管理士会を立ち上げて、その活動を軌道に乗せ、マンション管理士に対する世間の認知度を上げることでしょうか。私の活動はビジネスを目的にするものではありませんが、単なる趣味と言われずに、ちゃんとしたボランティア活動として成功させるためには、きちんとした目標を持ち、計画的に進めて活動全体を高度化させる必要があることに変わりはないでしょう。