アフターサービスと瑕疵担保責任の違い

日経住宅サーチの「マンション管理サテライト」2002/12/09付記事「第17回 アフターサービスと瑕疵担保責任」で、アフターサービスと瑕疵担保責任の違いが説明されています。アフターサービスは購入後一定期間内に生じた不具合に対して売主が無償で修理をするという契約であるのに対して、瑕疵担保責任は民法の規定により損害賠償請求や契約の解除ができるというもの。一般に新築マンションの場合、アフターサービス基準は部位ごとに2年以上の保証期間が定められており、その保証期間を越えた部位については瑕疵担保責任を負わないとする契約になっていることが多いと思いますので、新築入居後の2年間にどれだけの瑕疵を発見できるかが重要になってきます。この期間を過ぎてしまった場合、時間が経てば経つほどデベロッパーとの交渉も難しくなってきますので、いずれにしても早い時期に不具合を見つけることが大事でしょう。なかなか素人では分からない部分も多いですから、1年目や2年目のアフター点検の際には、ぜひ建築士やマンション管理士等の専門家のサポートを得ることをお勧めします。