ボランティアの仕事と責任

今日は神奈川県マンション管理士会ニュース2005年7月号の編集をする最後の追い込みの日。いつも発行日の3?4日前にはドラフトを関係者に配布して、内容の確認をしてもらわないといけないからです。毎度のことながら、この作業にはいつも苦労します。大半の記事の作成は広報委員をはじめとする会員のみなさんにお願いしていますので、その点では楽をさせてもらってますが、それらをまとめて官公庁やマスコミへの配布にも堪えるそれなりのレベルのものに仕上げるために、記事の統一性や正確性、バランス、紙面での配置などを考えて、私なりに結構神経を使いながら編集しているんですよ。このように記事と悪戦苦闘していると、ときどきボランティアの責任ということを考えたりします。何の報酬も得られないのに、責任だけ発生する仕事。私の場合、広報誌の発行が遅れると、みんなに迷惑をかけますからね。以前、イラクで人質になって世間から非難を浴びたボランティアの女性がいましたが、自分では人のためと信じて善意でやっていたことが、結果的に人に迷惑をかける結果になることもあるわけで、本当に難しいものです。自分は何のためにこんなカネにもならないことに時間と労力をかけているのだろうと、心が揺らぐ事だってあります。こんなときは、雑務に追われて忘れかけていたマンションの管理の適正化という理念を思い出しながら、原点に立ち返って自分の置かれている立場とやるべきことを再確認することが大事になりますね。さあて、余計な事を考えるのはこれくらいにして、あと少しの編集作業を続けましょうか(^_^)。