団地に関する区分所有法の規定について

マンション管理センターのトピックスの2003/02/19付け記事で、「団地に関する区分所有法の規定について」という説明が載せられています。何をいまさら、という感じにも思えますが、平成14年度のマンション管理士試験の問12が団地に関するで、正解に対する見解が割れていたことから急遽説明文を掲載したようです。某新聞社の模範回答も間違ってましたし・・・。区分所有法の正式名称は「建物の区分所有等に関する法律」。第1章が「建物の区分所有」なので、第2章の「団地」の規定は「等」に含まれている訳ですが、たった4条から成る規定なのに、あっちこっちの条文を参照しているせいもあり、極めて難解。私が住んでいるマンションは単棟型であり、とりあえず管理組合役員としての実務的には団地の規定を理解する必要はないため、マンション管理士試験を受けた当時は、これらの条文は端から捨ててました(^_^;)。その後、マンション管理士として団地に関する相談を受けたりしたおかげで、ずいぶん勉強になりましたので、今年度の問12はなんとか正答できましたが・・・(まぐれ?)。50問中14問の答えを間違えてもマンション管理士にはなれますが、実際の相談の場でお客様に間違ったことは言えません。マンション管理士としての業務経験を積み重ねながら、日々勉強を続けていくしかないと思います。