マンションの防犯連絡協議会

毎日インタラクティブの「住宅情報」の「住宅関連ニュース」の2003/03/09付け記事「マンション防犯へ連絡協 住民と警察が連携、体制強化??所沢 /埼玉」で、所沢市内のマンション、アパート約100カ所の管理人や所沢署、市の代表らが、「市マンション・アパート防犯連絡協議会」を結成したことが紹介されています。昨年の同市内の空き巣被害の約6割がマンションやアパートで、マンションの被害123件のうち60件がピッキング、18件がサムターン回しだったそうで、今後は、警察官が毎日、会員のマンションなどを訪れてピッキングなどの犯罪発生状況を知らせてくれるそうです。マンションがいわゆる「警察官立寄所」になれる訳ですね。このようなマンションの防犯連絡協議会は1997年に広島県マンション協会が内部組織として広島県マンション防犯連絡協議会を作ったのが最初のようで、1999年に広島県防犯連合会が防犯モデルマンションの登録制度を作っています(2003年2月末現在で申請87件、登録59件)。その防犯マンション審査基準は実例の写真付きで参考になりますので、一度見ておくと良いでしょう。