ペット飼育可・床暖房付き・高速インターネット対応マンションの急増

asahi.com : 住まいの「住まいのお役立ちコラム」の2003/03/29付け記事「激しい販売競争が後押しするマンションの高機能化」で、ペット飼育可マンションが急増し、床暖房付きや高速インターネット対応のマンションが一般化していることが紹介されています。さらに屋上緑化マンションも増えてきているようです。ペット可マンションについては2003/03/05の「今日の話題」でも紹介したように、1997年の中高層共同住宅標準管理規約でペット飼育を規約に定めるべき事項と記載したことを契機に急増し、首都圏のペット飼育可の新築マンションは2002年の新規供給の34.6%にまで増えたとのこと。また、床暖房付きのマンションも一般化したようですが、戸建てに比べて暖かいマンションでは、ランニングコストも高くなるので使わないという人も多いようです。一方、高速インターネット対応はもはや当たり前の設備になったようで、日経新聞2002/03/29付け夕刊によると、総務省の外郭団体の調査ではデベロッパーの上位50社が建築する新築マンションでは、高速インターネット対応型の物件が、2000年の34%から2002年には93%まで拡大したそうです。特に高速インターネットについては、既存マンションでもその必要性がますます強くなっていくものと思われます。2002/07/22の「今日の話題」で紹介した「インターネットアクセスの円滑化に向けた共同住宅情報化標準」により、基本的にブロードバンド化のための工事は普通決議で可能になりましたが、インターネット技術の進歩が早いのと、いったん選んだインターネット接続業者を将来変更することはほとんど不可能のため、どのタイミングで、どの方式で、どの業者で導入すべきかは、結構見極めが難しそうです。私自身、現在のADSLで特に大きな不満はないので、当面は技術の進歩と各業者のサービス内容を比較しながら様子見ということになりそうです。