時間管理・空間管理の方法

bk1の「ビジネス・経済・法律・資格」ジャンルで1位にランクされているサニー・シュレンジャー、ロバータ・ロッシュ共著の「いつも時間がないA君と片づけられないBさんへ」を買ってきました。まさに今の自分のためにある本のような気がしまして・・・(^_^;)。この本の特徴は人の性格によりタイプ別に分け、その人にもっとも適した時間管理・空間管理の方法を紹介していることです。時間管理のヘタなタイプとしては、(1)あっちこっち飛び回り、どの仕事も片付かない「ホッパー・タイプ」、(2)どんな仕事も納得がいくまでやらないと気が済まない「完璧主義タイプ」、(3)企画を考えるのは大好きだけど、実際の作業が苦手な「アバウト・タイプ」、(4)いくつもの選択肢に直面すると、いつまでも決められない「優柔不断タイプ」、(5)追い詰められ、切羽詰るまで腰を上げない「崖っぷちタイプ」、の5つのタイプだそうです。みなさんはどのタイプ?私の場合は典型的な「完璧主義」で、(1)人から頼まれると「ノー」と言えない、(2)いつも誰かを喜ばせたがっている、(3)自らの手ですべてやれると信じ、やるべきだと思っている、がその症状。時間は限られているのにすべてのことを完璧にしようと心掛けるあまり、本当に徹底性を求められる仕事に十分な取り組みがなされず、決められた期日に間に合わない危険性があるそうです。はい、思い当たることがたくさんありますね。このタイプの対策としては、(1)愛想よく、断固として断る方法を身につける、(2)自分のための仕事か、人のための仕事かを考える、(3)人に任せることは、ほかの人のためにもなることを認識する、だそうです。自らに課したハードルが非現実的、あるいは不必要な高さであることを認識する必要があるようで、2003/01/07の「今日の話題」でも紹介した「パレートの法則」に基づいて、やるべき仕事の上位20%のみを実行するようにするなど、いくつかのアドバイスが書かれています。頭では分かっていても、なかなか実践できないことが問題なんですけどね・・・。とりあえず、手始めにこの本の「完璧主義タイプ」のページだけを拾い読みするということで、20%ルールの実践を始めたいと思います(^_^)。