標準管理規約改正案のパブリックコメントが10月にずれ込み

マンション管理新聞2003/09/05号によると、標準管理規約の改正案のパブリックコメントが10月にずれ込む公算が高いそうです。中高層共同住宅標準管理規約検討委員会(委員長・丸山英気千葉大学教授)の改正作業が難航しているようで、このため当初11月中旬に予定していた各都道府県への通達も、早くて年内か、年明けにずれ込む可能性も出てきたようです。特別決議を必要とする共用部分の変更について、エレベーター設置工事や耐震改修など具体的な工事例を本文に盛り込むべきかどうか、非常時や緊急時の理事長の権限を規定するために、非常時・緊急時がどのようなものであるかを明らかにしておく必要があるかどうかなどの点で、議論が続いているそうです。うちのマンションでは11/16(日)の定期総会でパブリックコメントの内容に基づいた規約改正を議案として上げる予定でしたが、理事会での検討の時間や議案書送付のタイミングを考えると、かなり厳しい日程になってきました。慌てる乞食は何とやらのたとえもありますし、今回の総会では新しいマンション管理委託契約書に沿った契約変更に重点を絞ることにして、規約変更については、来年の定期総会に先送りすることにしましょうかね。