人と人とが会う力

日経BP「Small Biz」のメンバーズコラム「辰巳渚の「ニュースのツボ」」の2002/09/22掲載記事「メール社会が浮き彫りにした“人と直接会って話す効用”」で、イギリスの携帯電話会社が社内でのメールの禁止に踏み切ったという話が紹介されています。社内の業務連絡は電話するか直接会って話すように命じたことで、社員や店同士の連絡がかなり効率化したそうです。たしかに、会議の打ち合わせなどはメールよりも電話でやったほうが早いことは誰でも経験済み。しかし、辰巳氏は人と直接会って話をすることは、単に時間が短縮するだけでなく、自分の体験から、「人と人とが会うことで、たとえば、メールだけでは気が乗らなかった仕事も、「やってみようか」という気になることもある」と述べ、「人と人とが会う力」のようなものが存在するとしています。管理組合運営も同じで、少なくとも月に1度は理事会で役員同士が顔を合わせて直接話をする機会を設けるのが、活性化のための基本と言えるでしょう。私も毎日大量の仕事を抱えて時間に追われながら、それでも時間を割いてあちこちの団体の会合などに出かけていくのは、知見を広げることはもちろん、やはり人と会って話をすることで、たくさんの元気をもらえることが一番の動機になっているように思います。問題はその後の2次会で飲みすぎて、この「今日の話題」の更新ができなくなることでしょうか(^_^;)。