「マンション管理基礎セミナー」に出席

川崎市中原会館で行われた「マンション管理基礎セミナー」に行ってきました。CFP認定者の佐藤益弘氏による「ペイオフ対策」と弁護士の國重慎二氏による「マンションをめぐるトラブル」がメインテーマでしたが、定員150名の開場は満席で、みなさん真剣にメモを取りながら、講演に聞き入ってました。ファイナンシャルプランナーの佐藤氏によると、以前のように景気・不景気の波がはっきりしていた頃は、管理組合の資金運営は「野球型」で、攻めるときには攻めて、守るときには守るやり方で良かったのが、昨今の経済情勢は「サッカー型」の資金運営が求められているとのこと。すなわち、得点・失点は一瞬のうちに決まるので、世の中の状況から常に目が離せないこと。一発逆転はなく、地道にやらないと勝てないこと。いくらスター選手がいても、チームワークが悪ければ勝てないこと。そして、サポーターとしてファイナンシャルプランナーのような専門家の助言を仰ぐことも大事と説かれていました。わざわざ休日を潰してセミナーに参加する管理組合役員の方々がこんなに大勢いらっしゃるのです。管理組合の良きサポーターとして、マンション管理士の社会的責任が重いことを改めて認識しました。