苦楽中道
日経BP「BizTech」の企業・経営の2002/08/09付け記事「自分自身を“V字回復”させる!夏休み活用術」で、カネボウの子会社リサージの社長、知識賢治氏(39歳)のこの8月15日?18日の夏休みの過ごし方が紹介されています。普段は日々の業務で頭がいっぱいで、じっくり自分の将来や仕事について考える時間が取れないことから、この4日間は「一人合宿」と称して、毎朝6時に起床後、1時間刻みのスケジュールで、会社の次期中期計画の策定と自分の将来をイメージする自己啓発に取り組むとのこと。やはり35歳という若さで社長に抜擢される人物は、休暇の過ごし方も違いますねぇ。私のような凡人にはとても真似ができません。かくいう私も昨日(8/10)から9日間の夏休み。今日はPHSも携帯電話も圏外という山奥に来ています。とりあえず露天風呂にボーッとつかって、ビールを飲みながら、日頃仕事に追われて伸びきった緊張の糸を緩めることにします。仏教で言うところの「苦楽中道」。ゴータマ・ブッダの悟りのひとつで、琴の弦は張り過ぎていても、緩やか過ぎても良い音色はせず、正しい度合いを保っているときに音声快く、妙なる響きを発するという教えに従って、自らに厳し過ぎもせず、緩め過ぎもせずに、中道の中からマンション管理についての悟りの道を開きたいと思います(^_^)。