ケーブルインターネット導入不可能なマンション

私の住むマンションでケーブルインターネット導入のための無料工事が計画されていたのですが、現場調査の結果、テレビ共同受信用のケーブルに「ユニットケーブル」というものが使用されていることが分かり、工事不可能という結論になりました。この「ユニットケーブル」は、ケーブルとケーブルをつなぐ分配器が樹脂モールドで固められているもので、近年H社がマンションに多く使用しているもののようです。このため他のマンションでも同様のケースが相次いでおり、ケーブルインターネット業者もその対策に頭を痛めているとのこと。ケーブルインターネットはマンションのブロードバンド化のための有力な選択肢のひとつとして期待をしていただけに、ちょっと残念な結果になりました。ケーブルインターネットが導入可能かどうかの調査は、ブースター等の交換工事をした後に実際にノイズ測定をしてみないと分からないことから、わざわざ臨時総会を開いて導入工事の決議をしたのですが、今思うと現場調査だけだったら総会決議は不要だったので、総会はその後でもよかったとも言えます。しかし、まさか現場調査でNGとは思ってもみなかったです。今後ご自分のマンションにケーブルインターネットの導入を検討されている方は、お気をつけください。