フローリング等のリフォームに対するルール作り

読売新聞 YOMIURI HOME GUIDEの「ニュース」の2002/09/27付記事「マンションフローリング化 管理組合がルール作り」で、騒音トラブルを防ぐためにフローリング等のリフォームに対してルール作りをするマンションが増えていることが紹介されています。平成9年2月に改定された標準管理規約の第17条によると、専有住戸のリフォームをする際には理事会の決議により理事長の承認が必要となっていおり、具体的にフローリングの遮音性能を定めたり、階下の住人の同意を得るなどの規約や細則を定めているマンションも多くなってきたようです。私の住むマンションでも昨年の総会で、それまで欠けていた標準管理規約の第17条の条文を追加する決議を行いました。細則は特に定めていませんが、実際の運用上はフローリングについては竣工時のフローリング仕様と同等の遮音性能を持つことと、階下の住人に工事前にあいさつをすることを条件に承認しています。ただし、せっかくこのような規則を作っても、実際にルールを守らずに勝手に工事を進めてしまう人が出てくるようでは困ります。ルールを作ったら作りっぱなしにせず、住人のみなさんに対する十分なPR活動もお忘れなく。